27歳女性 介護は言われているほど悪くはない

私は2010年卒の現在27歳の女性です。新卒で介護(有料老人ホーム)の仕事に就きました。当時資格などは持っておらず無資格・未経験でこの業界に飛び込みました。大学は介護系の大学などではなく一般的な私大卒でしたが、父方の祖父母が認知症を患いずっと在宅で介護をしていたので、介護の仕事はできると思っていました。採用された職場にはいわゆる新卒の若い人はおらず、ほとんどが40代以上の資格持ちの女性スタッフで占められており、男性は数人いるかいないかの状態でした。
私は久々の若い女性ということで40代の女性スタッフたちからはとてもよくしていただき、丁寧に仕事を教えていただきました。主な仕事内容であるオムツ交換や食事介助も何もかも初めてな私にイチから指導するのはとても大変でいら立つこともあったとおもいますが、そんな素振りすら見せずに何回もできるまで見守ってくださいました。
世の中では介護の仕事は3Kと評され敬遠されがちな仕事だと思いますが、それでも誰かがやらなきゃまわらないという使命感を持ち働くことができています。仕事を辞める理由の第1位であろう人間関係にも恵まれていてやりがいを感じています。
利用者様にも「仕事が丁寧」と褒められ、認められて嬉しくなります。月並みなことですが、利用者様の「ありがとう」の一言で「明日も頑張ろう」と思えます。
介護は重労働で最初は驚きの連続です。慣れないこともたくさんあり、戸惑うこともしばしばです。人間相手の職場なので想定外のことも起こりますが、それが楽しいと感じられる時が来ます。介護はマニュアルがない世界です。手を抜こうと思えばいくらでも手が抜けますが、逆にきちんとやろうと思うと終わりがありません。とても大変な仕事ですが創意工夫が生かせる世界でもあります。「どうすればもっとご利用者様に満足していただける介護が提供できるのか」を第一に考えられる人ならきっと、天職に思える世界だと思います。世の中で言われているほど介護は悪い業界でもないので、ぜひ怖がらずに介護業界に来てほしいと思います。